和のお稽古の世界を垣間見る・・・名取ってなに?
ちょっと調べものをしようとネットしていたのに、気づいたら全然違うものを読んでました^^;
三味線のおはなしでした。
ピアノの◯級、のように、和のお稽古にも名取や師範などの「位」があります。
でもいまいちレベル感が掴めなかったのですが・・・
三味線では、ざっくり言うと
名取→その世界の人として師匠から認められた証拠。その専門世界のまだ入り口。
師範→自分が「師」として弟子をとっても良いと師匠から認められる。
そのため、師となる人(演奏や人柄)を自分でしっかり選ぶのもまた大切だと。
三味線だけでなく何にでも言えることなんでしょうね^ ^
和のお稽古は特に縦社会が厳しいのでなおさらかもしれません・・・
私は大正琴なので三味線ほどの難しさと厳しさはありませんが、今年は「入り口」を目標にがんばってるわけでした^^;
まだ入り口かぁ!!と思うと気が遠くなりそうですが、まずは入らないと何も始まらないわけで・・・
入ったらまた何か、良くも悪くも今とは違う世界が待ってるのでしょうが、ワクワクびくびくしながらまずは目標達成にペースあげていきます^ ^
大正琴おもしろ奏法〜ピッチカート風〜
ここんとこ寒くて寒くて、珍しく雪もたくさん舞っているのを見ました。
牡丹の花にかけた雪よけに、うっすら積もっている、の絵^ ^↓
大正琴でいま練習している曲のひとつに、面白い演奏法をしているものがあります^ ^
曲の一部分を、ピックではなく指ではじいて演奏します♪
はじきかたもいろいろあって使い分けています。
バイオリンでいうところのピッチカートかな。(あんないい音はでませんが^^;)
小さな音しか鳴らないし電気琴のアルトしかできませんが、似合う曲にあわせてやってます^ ^
ピックを持ったり置いたり忙しいのですが、見ててもやってみても面白い^ ^
他にもまだ変わった奏法があるらしいのですが、私はまだ習っていないので、これからまた楽しみです♪
同じフレーズを100回猛練習〜
今年もあとわずか・・・
ということで、来年大舞台で演奏する発表会の曲のお稽古が始まりました♪
希望したアルトパートにつけたのですが・・・
譜面を弾いてはじめて気がつきました。
難しい!!
速いしピアノの左手なみに手が飛びます・・・
もう音と距離感を覚えるしかない((((;゚Д゚)))))))
詰まっても間違えても、とりあえず一曲通せるようにならないとお稽古で足を引っ張ってしまうので、ひたすら練習。
苦手なフレーズを100回以上練習して、詰まったし間違えもしたけど、とりあえず初回のおけいこは「弾けてるやん!」と言ってもらえてクリアできました^^;
「大正琴、慣れたら簡単になって退屈かな〜」なんて思っていた過去の私を大反省です。
1000回目標にひたすら練習重ねます!
好きな曲ではなくても、きっと楽しい♪
最近は古きよき和に惹かれます。
歳のせいかお琴を始めたからかはわかりません^^;
今どきの大正琴はどこでもグループでアンサンブルが主流ですね。
さてその曲をやろうと誰が決めているのでしょう?
答えは、先生が決める時もあれば、生徒がみんなで決める時もあります^ ^
みんなで、となると、やりたい曲や好きな曲がみんな一緒ではないのでたまに難航します^^;
経歴の浅い私も、図々しくリクエストは出してみますが(自己主張が強くならない程度に^^;)なかなか(笑)
たまに通るとラッキーです^^;
でも知らない曲や好みでなかった曲に決まっても、たいていは弾き込んでいくとどんどん楽しくなってくるのです、不思議。
いろんな人のリクエストにもふれて、たくさんの曲を知っていくこともいい勉強として楽しんでます^ ^
せまい会場での発表会にブルブル((((;゚Д゚)))))))
晩秋、紅葉ですね。
大正琴の秋の発表会も無事終えてきました♪
春とは違って小さな場所での演奏だったのですが・・・
お客さんとの距離が近い!
会場が明るい!(暗転もしません)
私はそんな環境での演奏は今回初めてで、あがってどうにもならないくらい左手が震えました^^;
右手もうまくコントロールできず、トレモロが硬くなってるのが自分でわかる・・・
と、まあ散々でしたが、よい経験になりました^^;
何かで読んだのですが、緊張してあがってしまうタイプとあがらないタイプは、慣れだけではなくてその人の性質なのだそうです。
自律神経が関わるところなので、自律神経失調症などにかかりやすい人はあがってしまうようです。
わかります〜^^;
「緊張するな!」といわれてもできるものではないし、逆パターンの人に「緊張しろ!」といってもできないですよね。
なのであとは場慣れするしかない!ですね( ; ; )
もう一つ、「私の演奏を聴かせてあげようじゃないの!」くらいの自信もよいらしいので上手くなるしかないようです( ; ; )
また春に向けてひたすらおけいこです!!
「大正琴」のイメージとホントのところ
同世代(30代〜40代)に、大正琴やっているっていうと、たいていピンとこないか、えぇ〜??と言われるかのどちらかです^^;
箏と間違える人もいますし・・・知名度が低いのは仕方ないですが( ; ; )
何となく知ってる人も、年配の方しかやらない楽器だと思い込んでいて驚かれたりします。
大正時代の楽器ということ、30年前に流行った時も中年以上の方が中心だったので仕方ないかもしれません( ; ; )
でも大学で大正琴サークルがあったり、セカオワのサオリさんが取り入れていたりして、数は少ないけれど若い方からも見直されています^ ^
そしてよく思われるのが、暗い、辛気臭い、地味・・・
憂愁ある音色がそうさせるのか、演歌っぽいイメージなのかわかりませんが・・・
いや、そんなことはありません( ; ; )!!
アルトやバスもあって五重奏で賑やかな曲もやるし、ドラムも入ったりしますよ〜っていうとさらに驚かれます^ ^
(そのあたりはお教室によって違います^^;)
芸術の秋、大正琴の発表会が近くであったらぜひ聴いてみてください^ ^
お教室によりますが、イメージ一変するかもしれません♪