名取をとってみて、結局何がよかった?
名取って言っても、大正琴で一曲ちょっと難しい曲を弾けるようになればいいんだよね?なんて最初は甘く思っていました。
でも先生方はみんな「名取のおけいこするのとしないのとは全然違うよ」というので、そんなに違うかな?と内心思っていました。
取ってみて、結果。
全然違いました〜〜!!
このたった一曲のおけいこに、難しい指遣いや間の取り方、人の音との合わせかた、色んなものが詰まっていました。
おまけに姿勢や手の形まで細かく細かーく指導されます。
おかげで演奏、姿勢、色んなことがずいぶん変わりました(自分比)。
これがいちばん大きかったことです。
もうひとつは、邦楽のプロの方のサポートを受けて披露演奏できたこと。
発表会の普段の緊張とは違う独特のピーンとはりつめた空気。
緊張で記憶もおぼろげですが、すごくいい経験でした^ ^
試験の、一人で弾いて逃げたしたくなるほどの緊張も、終わってみればいい経験^ ^
あとはおまけですが、
何となくいろんな人に認めてもらえた気になること(笑)。
普段縁のない着物を着せてもらえたこと。これはコスプレみたいなもんか^^;
名取の内容も流派によって違うでしょうし、どこの流派でもきっとフトコロは少し寒くなりますが・・・機会があればやってみては^ ^