古い通販さんの大正琴
ひょんなことから、一台の古めの大正琴が私のところにきました。
私が習っている流派の使っているメーカーではないのですが・・・
当時流行っていた通販の大正琴セットのもののようで、古賀政男さんのサインがデザインされています。
これです↓
通販セットのものってどうなんでしょう。
ちょっと古いけど、せっかくなので、私の持っている大正琴と比べてみました^ ^
通販キットのほうは、キンキンとした、ギターに少し近い音色かな。残響音に不安定感があって音が揺れます。ちなみにボタンがグラグラなのはよくないです( ; ; )
今の通信教育系のものはそこそこのお値段していますし、もう少し違うと思いますが^^;
私の持っているほうは、三味線に少し近い柔らかめの音色な気がします。だから民謡も似合うのかも?
それなりのおねだんしましたので、やはり作りもしっかりしています^^;
メーカーによって音色も違うし、流派によって考え方も違うようなので、けして高ければいいわけではないのですが、よいものを手にしたほうが後々も心地よく弾けそうですね♪
大正琴はじめて一年たちました♪
大正琴の門扉をたたいてから一年になりました^ ^
お年を召しても長く続けられる楽器なので、先輩方は10年、20年、30年(!!)と演奏し続けている方が多く、1年なんぞこの世界ではひよっこもいいとこです^^;
でもこの一年で全くの無知から始めて、初めは童謡でさえたどたどしかったのに、すっかり歌謡曲なんかのアンサンブルが楽しめるようになったことは、私にとって大きなことでした^ ^
ちなみにもう一つ、世代が上の方との話題が広がり、お話もしやすくなりました^^;
弾きたいとまではいかなくとも、聴いたことがあったり、昔におばあさまが弾いてたり、興味がある人は多いみたいです^ ^
音楽やったことのある人も、ない人も、誰でも気軽に楽しめて、上達もできる楽器♪
だと思っているので、もっと同世代でも広がったらいいなぁと思いつつ2年目もがんばっていきます^ ^
ピックひとつでも甘く見てはいけない?
夏です。
エメラルドな南の海に行きたいけど、日本の海だって眺めているぶんにはキレイ( ; ; )
発表会以来、久しぶりにおけいこでアルトを弾いています。
ソプラノもメロディラインももちろん好きですが、このアルトでバッキングを弾くのはやっぱり気持ちいい〜♪
いま練習している曲はトレモロが4小節以上続いたりして、強弱つけようとしてピックを弱く持つとどうしてもピックが指からずれていってしまう( ; ; )
そんな苦戦姿に、先生がとあるピックをくださり、それで弾いてみたら・・・
((((;゚Д゚)))))))!!
ズレない!弾きやすい!上手くなった気になる!(笑)
ピックの厚みと、弦の太さにも相性があることをはじめて知りました。
ちょっと調べてみたら、ギターでもいろいろピックの厚みがあって、弾きわけたりするみたい・・・ギターやってる方からしたら当たり前の話かもしれませんが>_<
上機嫌でトレモロの練習が出来そうです♪
こんな70代を目指して今日も弾く♪
そろそろ夏本番、暑さにはイヤになりますがくだものは美味しい季節です♡
40代といえば人生の折り返し地点を過ぎるか過ぎたかの年配ではないけど若くもない微妙なお年頃・・・。
若いときはいろんな人を見て、あんな大人になりたいこんな素敵な人になりたいと憧れる対象も多かったのですが(でもなれてはいない・・・)歳のせいか長生きリスクなんていう時代のせいか、あまりそう思うことがなくなっていた気がします。
でもお教室に行ってから、大正琴はもちろん多趣味だったり、私よりずっとテキパキ元気だったり、おしゃれだったり、ふた回りは若く見えたり、気遣い上手でお話しやすかったり、とたくさん素敵な先輩方がいて、「歳を重ねたらこうなりたい」が増えました^ ^
大正琴をやっているだけでも頭の老化防止にとてもいいそうなので、それもつながっているのかもしれません♪
若者にいいなぁと思われるシニアを目指して演奏も中身も磨いていきたいものです^ ^
大正琴とジェネレーションギャップ
アジサイも終わってしまって今は蓮が旬ですね。
昨年アジサイとともに見た早咲きの蓮♡
大正琴のレパートリーは驚くほどたくさんあり、イメージ通りの童謡、演歌、歌謡曲のみならず、アニメ、ポップス、クラシック、洋楽・・・意外にも大正琴の音色に合う曲って多く、実は世代を問わない楽器だと思っています^ ^
ただ弾く聴くにかかわらず、興味のある方は私の世代やその下には少ない・・・
なのでどうしてもお稽古する曲は、私にとっては知らない曲になる確率が高いです^_^;
知らない曲を知ることもお勉強なので楽しいのですが、たまには自分の好きな曲調もやりたいなぁ〜と思い、先日、お教室で宴会をする機会があった時に私がひそかにやりたいと思っていた歌謡曲を歌ってみました^_^;
みなさまの反応・・・
「若いからこのリズムが取れるんよね〜」
「これ弾くのは難しいわねぇ」
いや1979年の曲なので若さじゃないですが( ̄▽ ̄;)
私の思う「古い曲調」はまだ深さが足りなかったようです・・・
またいずれ好きな曲に当たる日を待つこととします^_^;
ほんとうに難しいのは左手ではなく右手
電子楽器出身なので雨の湿気で狂いまくっている大正琴を調弦していると、アコースティックな楽器だなぁと妙に嬉しくなります・・・
大正琴を練習していたら、家族に「左手難しそう〜」と言われます。
私は左利きなので家族ほどは思わなかったのですが、たしかにそんなイメージでした。
始めのはじめは左手が難しいのですが、少しづつでも慣れてくるのが自分でもわかります^ ^
本当に難しいのは右手です!
あんな簡単そうに見えるのに?手首振るだけでしょ?と思いきや、手首は腕の角度、振り方、ピックの持ち方、指の力加減とマスターすることが盛りだくさん!!
ひとつひとつは一回出来ても、これからのことを全部合わせて、さらに左手でメロディーを奏でるとやっぱりどこか変になっている・・・
右手がイマイチなところが気になっていたものの、発表会目前で失敗しても困るのでとりあえず後回しにしていて、やっと発表会が終えた今、上手くできないなーと思いながらお稽古やっていたら、先生から直にレクチャーされました^_^;
すべて見通されている((((;゚Д゚)))))))
右手の道のりは長いのです( ; ; )